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PRP療法で当院が大切にしていること
院長のつぶやき

PRP療法は、患者様ご自身の血液から血小板を多く含む成分を抽出し、痛みや機能障害の改善を目的として行う治療です。
当院では、PRP療法を行う際に「どこに注入するか」を重視しています。
特に膝関節に対してPRPを行う場合、目的とする部位が膝関節内であれば、PRPを膝関節腔内に正確に届けることが重要です。
そのため当院では、必要に応じてエコーを用いながら、注入部位を確認してPRP療法を行っています。
PRPは、ただ注射をすればよい治療ではありません。
診察、画像所見、痛みの部位、関節の状態、スポーツ活動の内容などを確認したうえで、適応を判断する必要があります。
当院では現在、PRP療法を希望される患者様が増えており、1か月で41件のPRP療法を行いました。診療日で見ると、1日あたり平均約2件の施行数です。

これは、当院でPRP療法を選択肢の一つとして検討される患者様が増えていることを示していると考えています。
一方で、PRP療法はすべての方に同じ効果が出る治療ではありません。
痛みや機能の改善が期待できる場合がある一方で、効果には個人差があります。また、病状によってはPRP療法ではなく、手術や他の治療を検討した方がよい場合もあります。
PRP療法の費用について
PRP療法は自由診療のため、医療機関によって費用に差があります。
公開されている整形外科領域のPRP料金を見ると、通常のPRP療法では1回あたり4万円台〜10万円台で設定されている施設が多くみられます。
また、PRP-FD、PFC-FD、APSなど、加工方法や成分が異なる治療では、15万円〜30万円以上となる場合もあります。
当院では、PRP療法を治療選択肢として検討しやすいよう、費用設定にも配慮しています。
当院のPRP料金

当院のPRP療法は、注入部位や再生医療の分類により料金が異なります。
1回料金
| 内容 | 一般 | 学生 |
|---|---|---|
| 2種 関節内PRP | 40,000円 | 30,000円 |
| 3種 関節外PRP | 35,000円 | 25,000円 |
3回セット
| 内容 | 一般 | 学生 |
|---|---|---|
| 2種 関節内PRP | 105,000円 | 79,000円 |
| 3種 関節外PRP | 92,000円 | 66,000円 |
2種の関節内PRPは、主に膝関節などの関節内に注入するPRP療法です。
3種の関節外PRPは、腱、靱帯、筋肉付着部など、関節の外にある組織を対象として行うPRP療法です。
どちらを選ぶかは、患者様の希望だけで決めるものではありません。診察、画像所見、痛みの部位、競技レベル、治療目的を確認したうえで、医師が適応を判断します。
3回セットは、複数回の治療を計画する場合の料金です。すべての方に3回の治療が必要という意味ではありません。状態によっては1回で経過を見る場合もありますし、PRP以外の治療を優先する場合もあります。
費用だけで治療を選ぶべきではありませんが、PRP療法に関心がある方が相談しやすい体制を整えることも大切だと考えています。
当院で大切にしていること
当院では、PRP療法を行う前に、まず診察と画像検査を通して、現在の状態を確認します。
膝、肘、肩、足関節などの痛みであっても、PRPが適している場合もあれば、リハビリ、装具、注射、手術など、他の治療を優先した方がよい場合もあります。
そのため、PRP療法を希望される場合でも、すぐに注射を行うのではなく、まずは適応を慎重に判断します。
当院では、以下の点を大切にしています。
- 診察と画像所見をもとに適応を判断すること
- 必要に応じてエコーを用いて注入部位を確認すること
- 効果だけでなく、限界やリスクも説明すること
- スポーツ復帰や日常生活の目標に合わせて治療方針を考えること
- PRP療法だけに頼らず、リハビリや運動療法も組み合わせて考えること
PRP療法は、保存療法の一つの選択肢です。
「PRPをすれば必ず治る」という治療ではありませんが、状態によっては、痛みや機能の改善を目指すうえで検討できる治療です。
再生医療やPRP療法に関心がある方は、まずは診察で現在の状態を確認し、PRP療法が適応となるかをご相談ください。
注意事項
PRP療法は自由診療です。
上記料金は税込です。
効果には個人差があり、すべての方に効果を保証するものではありません。
注射後に痛み、腫れ、熱感、内出血、感染などが生じる可能性があります。
診察や画像検査の結果によっては、PRP療法をおすすめしない場合があります。
PRP療法の種類、費用、治療回数、治療後の注意点については、診察時に状態を確認したうえで説明します。

